毎日1試合バスケ見てます、フラッシュです。
- バスケ初心者だけどうまくなりたい
- バスケしているけど伸び悩んでいる
- 慢性的な怪我に悩んでいる
- バスケしている姿をかっこいいと思われたい
うえのいずれかにあてはまった人に真っ先に学んでほしいのが「ファンダメンタル」です。
バスケをしたことがある人は「ファンダメンタル」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思いますが、これはバスケ上達に欠かせない大切なものです。
この記事を読んでいただければ、
- ファンダメンタルという言葉の意味
- ファンダメンタルが重要な理由と習得するメリット
- バスケ選手に必要な運動スキル
- ファンダメンタルをマスターするときのポイント
について学ぶことができます。
この記事で学んだ考え方を意識して練習に取り組んでバスケのファンダメンタルをマスターすることで試合で活躍できる選手になれるはずです。
それではバスケ上達に欠かせないファンダメンタルの重要性について徹底的に解説していきます。
目次
ファンダメンタルの意味とは?
まずは「ファンダメンタル」という言葉の意味から解説していきます。
この言葉は英語のfundamentalからきていて、日本語では基礎、基本という意味です。
スポーツ現場で使われるファンダメンタルは、あるスポーツをプレイするために必要な基本的な技術や動きのことを指します。
バスケットボールでいうと、シュートやパス、ドリブル、ディフェンスなどになります。
そしてそれらのスキルの基礎、基本の動き方や考え方も含まれます。
例えばバスケのファンダメンタルのひとつであるディフェンスについて考えてみると、
- ディフェンスのときの姿勢
- サイドステップ、クロスステップなどの動き方
- 相対するオフェンスとの距離間
- オフェンスの持つボールに対する手の出し方、使い方
細かく考えていくとまだまだありますが、こういったものがバスケのディフェンスのファンダメンタルということになります。
これで「ファンダメンタル」という言葉の意味は理解していただけたかと思います。
次は、ファンダメンタルの重要性について理由を含めて解説していきます。
バスケットをうまくプレイする、かっこよくプレイする、上達するためには欠かせない土台となるものになります。
ファンダメンタルの重要性
ファンダメンタルを理解して練習に取り組むことは、
- バスケが上手くなりたい人
- ほかの選手より圧倒的に成長したい人
にとってなによりも重要です。
それはファンダメンタルという言葉の意味から分かるようにそれがバスケの基礎、基本だからです。
初心者が何か新しいことに取り組むときには何事も基礎、基本から教えてもらって学んでいくと思います。
それはバスケにおいても同じで、いきなり基礎をとばして難しいことはできません。
例えばですがシュートの基本ができていなければ、3ポイントシュートは決めることはできないのです。
このようにバスケが上達するためにはうまくなるための土台となるファンダメンタルがとても大切になります。
ではファンダメンタルを身につけるとどのようなメリットがあるのでしょうか。
次はファンダメンタルを身につけることによるメリットについて解説していきます。
バスケのファンダメンタルをマスターする4つのメリット
今回はファンダメンタルを身につけることによるメリットを4つ紹介します。
- スポーツパフォーマンスの向上
- 怪我の予防
- 成長度合いが大きくなる
- 楽しさの向上
スポーツパフォーマンスの向上
まず1つ目はスポーツパフォーマンスが向上するということです。
これはどういうことかというとファンダメンタルを身につけて正しいフォームやスキルを習得することでより効率的に身体を動かすことができるようになり、より強く、はやく、正確にプレイできるという意味です。
バスケでいえば、正しいシュートフォームを身につけることでゴールから離れた位置からでも素早く、安定してシュートを打てるといったことなどがあります。
怪我の予防
2つ目はファンダメンタルを身につけることで怪我の予防になるということです。
ファンダメンタルがおろそかになり、身体への負荷が高いフォームで無理に動いていれば怪我のリスクが高まります。
大きなけがをしたことがある、慢性的なスポーツ障害がある方はファンダメンタルについて振り返ってみるのが良いかと思います。
ドリブル、ディフェンス、ランニングやジャンプしたあとの着地の仕方、ストップやストップ後の走り出しのフォームを確認して、自分がプレイしているときの姿勢や身体の動かし方などを見直してみることが大切です。
成長度合いが大きくなる
3つ目は成長度合いが大きくなるということです。
基礎、基本を身につけることには時間がかかりますが、ファンダメンタルをしっかり習得することで応用的な技術や動きを習得しやすくなり、急激に成長することができます。
習得できるスキルの幅が広がり、それを高いレベルで扱うことができるようになるでしょう。
楽しさの向上
4つ目はバスケをより楽しくプレイできるようになるということです。
ファンダメンタルを習得して正しいフォームやスキルを身につけることで思うようにプレイできるようになり、それにより達成感や充実感を得られることと思います。
また基礎を固めることによってその後の圧倒的な成長につながることもあり、上達を実感できるのでモチベーションを維持しやすくなります。
バスケプレイヤーに重要な運動スキルとファンダメンタルの種類
ここまでファンダメンタルの意味や重要性について解説してきました。
ここからはバスケに必要な運動スキルとバスケに必要なファンダメンタルの種類についてざっくりと解説していきます。
バスケプレイヤーに重要な運動スキル
バスケに重要な運動スキルは、
- 走る能力
- 跳ぶ能力
- ストップ&ゴーの能力
です。ほかにもあると思いますがここでは3つを取り上げました。
バスケのストップはほかのスポーツではあまり重要視されない動きでバスケ特有の動きかと思いますが、走る、跳ぶ能力は多くのスポーツで重要な動きの1つでありあらゆる競技において重要視されているかと思います。
バスケでは走る、跳ぶといったスポーツの基本的な能力に加えて、動いている状態から止まるストップスキルと止まったところから加速するスキルがとくに必要になります。
バスケにおいては0→100、100→0といった急激な緩急を動きの中でつけられることが非常に重要です。
ここで取り上げた動作のファンダメンタルを身につけることはバスケのプレイレベルを高いレベルに引き上げることにもなるので、意識して練習することが大切です。
走る、跳ぶ、ストップ&ゴーを高いレベルでできるように磨いていきましょう。
バスケプレイヤーに重要なファンダメンタルの種類
それではここからはバスケに必要なファンダメンタルの種類について代表的なものをあげていきます。
詳しい内容については今後投稿していく記事を参考にしてください。
ドリブル
ドリブルはシュート並んでバスケのスキルで最も重要です。
ドリブルのつきかたにはいくつかの種類があり、バスケ初心者にとって難しいものだと思いますが動きの基本を習得したら様々なドリブル技を習得することができプレイの幅が広がります。
またドリブルが得意なプレイヤーはパス、シュートのスキルが高い傾向があり、重点的に練習しておきたいスキルです。
シュート
シュートもドリブルと並びとても重要なスキルです。
シュートが入らない、打てないプレイヤーは試合に出ることが難しくなるので、ジャンプシュート、レイアップシュートの基本は初心者が最初に練習しておきたいスキルになります。
ジャンプシュートは基本を押さえて同じフォームで素早く打てるように練習を繰り返しましょう。
パス
チェストパス、バウンドパスの基礎から学び、正確なパスとはやいパスをいつでも出せるように練習することが大切です。
実戦経験を積んで的確な判断から状況に応じてパスを使い分けることができるように練習しましょう。
パスはドリブルよりも早くボールを運ぶことができるのでとても有効になります。
ディフェンス
ディフェンスではマンツーマンディフェンスやゾーンディフェンスといったディフェンス戦術の基礎、基本を学びましょう。
ただバスケ初心者の方にとって最もディフェンスで大切なことは相対するオフェンスプレイヤーに1対1で負けないということです。
プレッシャーをかけて1対1で抜かれないこと、スティールやブロックショットといった個人のディフェンススキルを高めることを優先して練習しましょう。
ディフェンスができなくて穴になってしまえば、チームの勝利は厳しくなってしまうので試合に出て活躍するためにはディフェンスのファンダメンタルを習得することは非常に大切になります。
リバウンド
シュート精度の低い育成年代ではとくにリバウンドが取れるか取れないかは試合の勝敗に大きくかかわってきます。
リバウンドのスクリーンアウトのときの身体の当て方やポジション取り、考え方の基礎、基本をおさえておかなければなりません。
特にディフェンスリバウンドは高い確率でとれるようにチーム全員で高い意識をもってプレイすることが大切です。
キャッチともらい足
パスキャッチとどのようなかたちとステップでパスを受けるかはバスケにおいてとても重要です。
これが上手いプレイヤーはボールを受けた瞬間にディフェンスとのずれを作り、優位性を作り出します。
またボールの持ち方やキャッチの仕方はバスケの超基本になるのでまず押さえておきたいポイントです。
キャッチ&シュートが上手い選手はこの部分が優れています。
ピボット
ボールをもらってからの駆け引きするときに重要になるのがピボットです。
これが上手い選手はピボットでディフェンスを揺さぶって、シュートを決めたり、ドライブしてディフェンスを簡単に抜くことができます。
あなどらずピボットのファンダメンタルもしっかり習得しましょう。
スクリーン
スクリーンは使う側と使われる側のファンダメンタルがあり、お互いの協力がなければ有効なものにはなりません。
スクリーンは効果的に使えれば強力な武器となるので、現代バスケットボールにおいて学んでおきたいスキルです。
ただバスケ初心者の方にはオフェンスでもディフェンスでも1対1で負けないスキルをつけることが最優先事項なので優先度は下がってしまいます。
オフボールの動き方
バスケはボールを持っていない時間が長いので、そのときにどう動くか、どのようなポジションニングをするのかはとても重要です。
まずはボールを持っているプレイヤーをサポートするためには自分はどこにいたほうがいいのか自分のマークマンであるディフェンスプレイヤーの位置を考えながら動くようにするといいでしょう。
奥が深く、バスケIQといった部分になってくるので、そう簡単に身につくものでもありません。
たくさんの試合をしたり見たりしながら経験を積んでいくなかで少しずつ学んでいきましょう。
バスケのファンダメンタルをマスターするコツ
一人で練習するとき
身体の動かし方に意識を集中して繰り返し練習する
ファンダメンタルを身につけるためにはまずは自身の身体の動かし方に意識を集中させて繰り返し練習することが大切です。
ボールをもって行うトレーニングの場合にはミスが増えてしまうかもしれませんが、あまり気にせずしっかりとしたフォームでおこなえているのかどうかを確認しましょう。
まずは正しいフォームで繰り返し練習してフォームを固めることを意識しましょう。
一流選手のプレイを参考にして、自分のプレイを定期的に確認する
一人で練習に取り組む場合、自分ではできていると思っていてもうまくできていない場合があります。
まずは参考にする選手を見つけて真似をすることから始めましょう。
そして定期的に自分のプレイと見比べてみて、改善していくことが大切です。
フォームが固まってきたらディフェンスを意識して練習する
ファンダメンタルはディフェンス無しの練習だけでは身につきません。
実戦になったらうまくいかないということも起こります。
一人で練習する場合はフォームが固まってきて慣れてきたら、ディフェンスを意識してイメージしながら練習に取り組むようにしましょう。
チームで練習するとき
上手なチームメイトの動きを見て真似をする
動画で一流選手のプレイを見て参考にするのもいいですが、チームメイトのプレイを直接間近で見ることで新たな発見があるかもしれません。
上手い人のプレイや考え方、取り組みの姿勢などを観察して、盗んでどんどん取り入れていきましょう。
コーチや先輩からアドバイスをもらう
自分のプレイを客観的に評価してもらうためにコーチや先輩からアドバイスをもらうことも大切です。
自分のプレイを見てもらって積極的にアドバイスを求めましょう。
少し勇気がいるかもしれませんが、上達するためには積極的に自分から聞きにいくことも大切になります。
まとめ:バスケのファンダメンタルをマスターして、試合で活躍しよう!
この記事ではバスケ上達に欠かせないファンダメンタルについて解説してきました。
ファンダメンタルを習得することで、
- スポーツパフォーマンスの向上
- 怪我の予防
- 成長度合いが大きくなる
- 楽しさの向上
といった4つのメリットがあることをお伝えしてきました。
基礎、基本は地味な練習メニューの場合もあって退屈だ、頑張って練習してもなかなか上達しないと感じる方もいるかもしれません。
ただバスケのファンダメンタルを大事にして正しい練習を繰り返すことができれば急速に上達するときが必ず訪れるはずです。
ぜひこの記事で学んだ考え方を意識して練習に取り組んでみてください。