バスケを始めたけど、上手くなるためにはどんな練習から始めたらいいんだろう?
どんな技術から重点的に練習するべきなんだろう?
このようなことが気になっているバスケ初心者の方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、
- バスケ初心者の人
- バスケが上手くなるために何から練習すればいいのかわからない人
- バスケが上手くなるために重点的に練習するスキルが何か気になる人
に向けてバスケが上達するための基本的な情報をまとめてみました。
この記事では、
- バスケ初心者が最初におさえておきたい3つのポイント
- バスケが上手くなるために練習するべき優先順位が高いスキル
- バスケが上手くなりたい人がやるべき行動や考え方
についてお伝えしていきます。
これからバスケを頑張っていきたい、うまくなって試合に出られるようになりたいと思っている方にとって参考になることがあるかと思います。
ぜひ最後まで目を通してみてください。
目次
バスケ初心者が最初にやっておきたい3つの練習方法
まずはバスケ初心者がバスケを始めて最初に練習しておきたいことを紹介します。
最終的にはこれから紹介する3つの練習をセットでできるようにしなければなりません。
どれもバスケの基本となる動きなので、毎日の練習の中で意識しなくてもできるようになるまで繰り返し練習しましょう。
パスキャッチともらい足の練習
まずはパスを受けるときの基本のもらい方であるジャンプストップとストライドストップ、パスをキャッチするときのボールのもらい方をマスターしましょう。
この練習のときにチームメイトにチェストパスやバウンドパスを出す練習も同時にしましょう。
パスのもらい方
バスケは飛んでくるボールのほうに手のひらを向けてキャッチします。
ドッチボールのように身体で受け止めるようにしてキャッチしないようにしましょう。
ボールをキャッチするときはシュートを打つときの持ち方でキャッチできることがシュートを素早く打てるのでベストではあります。
プレイの幅が広がるので、慣れてきたら片手でパスをキャッチすることにもチャレンジしてみましょう。
ジャンプストップとストライドストップ
ボールをもらうときは基本的にジャンプストップとストライドストップを使い分けます。
ジャンプストップはボールを受けてから両足同時に着地してボールを受けるもらい方です。右足、左足のどちらかを自分で選んで軸足にすることができます。
ストライドストップは1、2と片足ずつ着地してボールを受けるもらい方です。最初に地面についた足が軸足になります。
基本的に右利きの選手は左足、右足の順にボールをもらうことが基本になります。左利きの選手はその逆です。
右利きの選手も右、左でもらえるように練習することは大切です。
動きながらパスをもらって身体ごとリングを見てシュートが打てる体勢でしっかり止まることができるように繰り返し練習しましょう。
パワーポジションの練習
パワーポジションとは、身体の安定性を確保していつでも次の動きを行えるような姿勢のことをいいます。
ボールをもらったときにはすぐにシュート、パス、ドリブルができるように動き出せる姿勢を確保しておかなければなりません。
また力強いプレイをするために姿勢はとても重要です。
ボールを受けたときはパワーポジションをとるようにしましょう。
ピボットからボールを動かす練習
安定した姿勢でピボットができる、足を動かすとともにボールを最適な位置にスムーズに動かすことができる、この2つが重要です。
まずはボールを受けたときのボールの位置を確認します。
ボールの位置は右腰か、左腰のあたりにおくようにします。ボールがある方の肘や肩甲骨を引いておくことが大切です。
ピボット(軸足を起点にしてフリーフットを動かすこと)をしながらボールを素早く動かすようにしましょう。
ボールを動かすときはボールを動かそうとするのではなく肘や肩甲骨を引くことを意識しておこなってください。
右にドリブルするときはボールを右に、左にパスを出すときは左にボールを寄せるように素早く移動させることが基本です。
これが素早くスムーズにおこなうことができれば、ドライブやパスがしやすくなります。
またドリブルを突き出すときのトラベリングが減る一つの要因でもあります。
バスケが上手くなるために優先順位が高いスキルはなに?
身長が高いからリング下のシュートやリバウンドを重点的に練習しようと考えている方もいるかと思います。
ただバスケで上を目指したいと考えている方のならシュート、ドリブルを一番に考えてどんなポジションでもプレイできるように練習することをおすすめします。
とくに小学生、中学生はシュートやドリブルスキルを一番に考えて練習していくべきだと思います。
まずはシュート、ドリブル、ディフェンスを重点的に練習して1対1で負けない選手を目指しましょう。
シュート
初心者はまずはオーバーハンドレイアップ、アンダーハンドレイアップ、ジャンプシュートの基本を練習しましょう。
シュート力があることでドライブもいきます。
どんな位置からでも素早く正確に打てるように練習することが大切です。
レイアップシュートは、さまざまなかたちで打てるようにバリエーションを増やして練習していきましょう。
ドリブル
ドリブルはシュートと並んで大切になるスキルです。
ドリブルが上手い選手はシュート、パスといったその他のスキルも高い傾向があります。
まずはドリブルの基本の身体の使い方をおぼえて様々なドリブル技を習得しましょう。
ディフェンス
ディフェンスは初心者にとってシュート、ドリブルに次いで重点的に練習するスキルだと考えています。
ディフェンスができない選手はレベルが上がるにしたがって試合に出ることが難しくなるからです。
またディフェンスが弱ければ、オフェンスの練習にもなりません。
1対1のディフェンスの基本を学んで積極的に1対1の練習をして経験を積みましょう。
バスケのルールは徐々におぼえていこう
バスケのルールは複雑で、いきなりすべて覚えるのは大変です。
言葉で書いてあるものを読んでも実際にやってみなければ理解しにくいものもあります。
しかし、ルールがわからなくてもまずやってみることが大切です。練習していく中で覚えていきましょう。
Bリーグや中高年代の試合がテレビやネット動画で見られるので、ルールブック片手に観戦しながら覚えていくのもおすすめですね。
ファールの種類やトラベリング、ダブルドリブルなどの基本的なところは最低限おぼえておいた方がいいのでルールブックなどで確認してみてください。
バスケが上手くなりたい人がやることと必要な考え方
毎日体育館にいって練習することはバスケ上達のための基本ですが、コートで練習する時間以外にどのような生活を送っているのかもバスケ上達に大きくかかわってきます。
ここではバスケットをプレイする時間以外で、バスケが上手くなるためにできることについて紹介していきます。
良質な睡眠をとる
良質な睡眠をとることは疲労回復、パフォーマンスの向上、メンタルヘルスの維持といった部分で心身にさまざまなメリットをもたらします。
しっかりとした睡眠がとれていないと心や身体に悪影響を及ぼします。
とくに成長期の子供にとっては心身の発育発達に大きな影響があるので、睡眠の量と質を確保することが大切です。
1日3食バランスの取れた食事をとる
これも基本ですが、朝ごはん、昼ごはん、夜ごはん栄養バランスがとれた食事をとることが大切です。
朝ごはんはあまり食べられない、スポーツした後の食事は食が進まないという人もいるかと思います。
しっかりと食べることが身体を動かしたり、身体を回復させたり、身体を成長させたりするときに重要になります。
食がほそいという人は自分自身で食べられる方法を工夫することが大切です。
筆者も子供のころは食がほそくて運動した後は食欲がなくなり食べられませんでした。
私の場合はたくさん食べる工夫として、運動後は風呂に入ってから汗を流して時間をおいて食べ始めたり、牛乳は大好きでしたがお腹にたまるので牛乳の代わりに水やお茶を食事前、食事中は飲むようにしていたり、具材たっぷりの汁物にして少しでも食べやすいようにしたりしていました。
工夫して食事をとることで、少しずつ食べられるようになっていきます。
スポーツをする人は基本的に必要となるエネルギー量が一般人より多くなり、食べることで苦労するという人もいるかと思いますが十分なエネルギー量を摂取できるように自分に合った食べ方を探してみてください。
自分の体調を把握する
自分の体調を日々把握することは大切です。
身体的なものだけではなく、精神的なことにも目を向けるようにしましょう。
日常生活のストレスによりメンタル面で不安や悩みを抱えていれば、プレイに悪影響が出てくることもあります。
そんな中プレイをつづけていると、バスケットに対するモチベーションも下がってしまうかもしれません。
身体的に不安がある場合はもちろんのこと、精神的に問題がある場合も休養をつくることが大切です。
バスケからはなれて気分転換できる趣味をおこなうのもおすすめです。
バスケットボールの勉強をする
なにをする場合にも上達するためには自ら学ぶことが大切です。
バスケが上手くなりたいなら、プレイする時間以外にもバスケを勉強する時間は必要です。
プロ選手の試合観戦や本やYouTube動画をみる、ネットでバスケ情報を得るのでもいいでしょう。
バスケについて学びバスケIQを高めることでライバルとの差をひろげることができます。
練習内容、練習方法、自分のプレイを振り返る
練習だけで終わらず、その後に練習内容や自分のプレイを振り返ることは大切です。
ノートやアプリに書き出して記録しておくとさらに良いでしょう。
バスケノートなどを作り練習や試合で感じたことや課題などを書きだすことで自身の現状やチームの状態を整理することができます。
自分の考えを書きだしてアウトプットすることで、目標に対してどのように練習していくか明確になりモチベーションにもつながるでしょう。
練習を振り返り分析して課題を発見してその課題を克服するために次の日の練習に取り組むことでバスケは今よりぐんっと上手くなるでしょう。
まとめ:バスケ初心者が上手くなる方法
バスケ初心者が上手くなるために最初にやるべき練習や考え方について紹介してきました。
この記事で紹介したバスケ初心者が最初に練習する3つの練習は
- パスキャッチともらい足の練習
- パワーポジションの練習
- ピボットからボールを動かす練習
でした。
バスケ初心者の方にとって、ドリブルやシュートといった練習のほうがこれらの練習より楽しいと思います。
ただ、まずはバスケの基礎を身につけるために3つの練習をするのをおすすめします。
ドリブルやシュートといったスキルの上達のための土台ができると思います。
また、小、中学生の初心者が上手くなるために力を入れて優先的に練習するスキルはまず第一にシュートとドリブル、その次にディフェンスだということをお伝えしてきました。
チームメイトと1対1をたくさんして個人スキルを高めていくことがバスケが上手くなるためにおすすめです。
また体育館で練習する以外の時間をどのように過ごすのかでライバルとの差につながります。
バスケノートを作って振り返ったり、バスケの勉強をしてバスケットIQを高められたりできるといいでしょう。